# /usr/sbin/ping bee bee is alive
コマンドを入力した結果、サーバーが動作していることがわかったら、NFS サーバーをリモートで確認します。NFS サーバーのリモートチェックについては、NFS サーバーをリモートで確認する方法を参照してください。
次に例を示します。
NIS ネームサービスを使用している場合は、ypbind デーモンが動作していることを確認します。詳細は、Oracle Solaris 11.2 ディレクトリサービスとネームサービスでの作業: DNS と NIS のypbind がクライアントで実行されていないを参照してください。
LDAP ネームサービスを使用している場合は、ldap_cachemgr デーモンが動作していることを確認します。詳細は、Oracle Solaris 11.2 ディレクトリサービスとネームサービスでの作業: LDAP のLDAP クライアントステータスのモニタリングを参照してください。
# /usr/bin/getent hosts system
次に例を示します。
# /usr/bin/getent hosts bee 192.168.83.117 bee.eng.example.com
2 番目のクライアントからのコマンド実行が失敗する場合は、NFS サービスがサーバー上で有効になっているかどうかを確認してください。詳細は、サーバーで NFS サービスを確認する方法を参照してください。
ping コマンドが失敗する場合は、クライアント上のネットワーキングソフトウェア構成を確認してください (/etc/netmasks ファイルや、svc:/system/name-service/switch サービスに関連付けられたプロパティー情報など)。
rpcinfo コマンドで「program 100003 Version 4 ready and waiting」が表示されない場合は、NFS Version 4 がサーバー上で有効になっていません。NFS Version 4 の有効化については、Table 3–3 を参照してください。
クライアントをほかの物理ネットワーク接続に移動してみてください。