始める前に
デフォルトでは、NFS マウントで利用可能なすべてのファイルシステムは、自動的に WebNFS アクセスで利用可能になります。この手順は次のいずれかの理由で使用します。
NFS マウントが現時点で利用可能になっていないサーバーで NFS マウントができるようにする場合
share コマンドの –public オプションを使用することで、公開ファイルハンドルを再設定して NFS URL を短くする場合
share コマンドの –index オプションを使用することで、HTML ファイルが強制的にロードされるようにする場合
sharectl ユーティリティーを使用して NFS などのファイル共有プロトコルを構成することもできます。ファイル共有プロトコルの構成の詳細は、sharectl(1M) のマニュアルページを参照してください。
WebNFS サービスを起動する前に考慮する問題については、WebNFS アクセスの計画を参照してください。
詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
share コマンドを使用して各ファイルシステムを定義します。
# share -F nfs -o specific-options pathname
share_nfs コマンドで使用可能なオプションについては、share_nfs(1M) のマニュアルページを参照してください。
# share -F nfs
次に例を示します。
# share -F nfs export_share_man /export/share/man sec=sys,ro usr_share_src /usr/src sec=sys,rw=eng export_ftp /export/ftp sec=sys,ro,public,index=index.html