automountd デーモンは autofs サービスからのマウントおよびアンマウント要求を処理します。このコマンドの構文は次のとおりです。
# automountd [ –Tnv ] [ -D name=value ]
ここで
トレースを有効にします。
すべての autofs ノード上でブラウズを無効にします。
すべてのステータスメッセージログをコンソールに記録します。
name で示される自動マウントマップ変数を value で置換します。
自動マウントマップのデフォルト値は /etc/auto_master です。トラブルシューティングには –T オプションを使用してください。
コマンド行で行うように、sharectl コマンドで同じ指定を行うことができます。ただし、コマンド行オプションと異なり、サービス再起動、システムリブート、およびシステムアップグレードを経由しても SMF リポジトリは指定を保持します。automountd デーモンには次のパラメータを設定できます。
ステータスメッセージをコンソールに記録します。このキーワードは automountd デーモンの –v 引数と同等です。デフォルト値は FALSE です。
すべての autofs マウントポイントのブラウズをオンまたはオフにします (–automountd の n 引数と同等)。デフォルト値は FALSE です。
各リモート手続き呼び出し (RPC) を拡張し、拡張された RPC を標準出力に表示します。このキーワードは、–automountd の T 引数と同等です。デフォルト値は 0 です。値の範囲は 0 から 5 です。
さまざまな値をさまざまな環境に割り当てることを許可します。このキーワードは、–automountd の D 引数と同等です。environment パラメータは複数回使用できます。ただし、環境割り当てごとにエントリを分けて使用する必要があります。