Oracle® x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド

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更新: 2014 年 4 月
 
 

サーバー内部を点検する

  1. サーバーを停止して主電源モードからスタンバイ電源モードにする方法を選択します。
    • 正常な停止: フロントパネルにある電源ボタンを押して離します。ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) 対応のオペレーティングシステムでは、これで適切な順序でのオペレーティングシステムの停止が実行されます。ACPI 対応のオペレーティングシステムを実行していないサーバーは、即時に停止してスタンバイ電源モードになります。

    • 緊急の停止: 電源ボタンを 4 秒間押し続けて、強制的に主電源を切って、スタンバイ電源モードに切り替えます。

      主電源がオフになっているときは、電源/OK LED が点滅します。


      Caution

      注意  -  サーバーがスタンバイ電源モードになっているときは、電源はまだサービスプロセッサボードと電源装置のファンに供給されています。電源を完全に取り外すには、AC 電源コードをサーバーのバックパネルから外します。


  2. サーバーの内部コンポーネントにアクセスします。

    詳細は、設置ガイドまたはサービスマニュアルを参照してください。

  3. 設置ガイドまたはサービスマニュアルの説明のとおりに、内部ステータスインジケータ LED を調べます。
  4. 緩んだコンポーネントや、正しく固定されていないコンポーネントがないことを確認します。
  5. システム内のすべてのケーブルコネクタが適切なコネクタにしっかりと正常に取り付けられていることを確認します。
  6. 出荷後に追加したコンポーネントがすべて適格でサポートされていることを確認します。

    サポートされている PCI カードおよび DIMM の一覧については、サービスマニュアルを参照してください。

  7. サービスマニュアルの説明のとおりに、取り付けられている DIMM が、サポートされている DIMM 配置規則および構成に準拠していることを確認します。
  8. サーバーを組み立て直します。

    詳細は、設置ガイドまたはサービスマニュアルを参照してください。

  9. サーバーを全電力モード (すべてのコンポーネントの電源投入) に復帰させるには、サーバーのフロントパネルにある電源ボタンを押してから離します。

    主電源がサーバー全体に適用されると、BIOS POST が終了するまで、電源ボタンの隣にある電源/OK LED が断続的に点滅します。

  10. サーバーの問題が明らかではない場合は、システム起動時の電源投入時の自己診断テスト (POST) メッセージおよび BIOS イベントログを確認してみることができます。

    POST および BIOS のイベントログの詳細は、サービスマニュアルを参照してください。