Oracle® x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド

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更新: 2014 年 4 月
 
 

storage info

storage info コマンドは、SCSI コマンドから取得したストレージ情報を表示します。ストレージデバイスには、USB、SATA、および SAS デバイスが含まれます。すべてのストレージデバイスからの情報には、製品名、シリアル番号、および容量が含まれます。デバイスがハードディスクの場合、ECC エラー、温度、使用中データ、合計および最大の開始回数/停止回数、および最大のロード回数/アンロード回数も含まれます。

LSI SAS2 (SGX-SAS6-R-INT-Z または SG-SAS6-R-INT-Z) ホストバスアダプタ (HBA) は、2 つの別個のデバイスを使用して、接続されている SAS デバイスを説明します。1 つは物理 SCSI デバイスで、もう 1 つは仮想ブロック型デバイスです。ディスクの統計およびその他の情報を表示するには、物理 SCSI デバイス (HDDxx) を使用します。RAID パーティションの詳細は、仮想ブロック型デバイス (VHDxx) を使用します。

LSI SAS2 (SGX-SAS6-INT-Z または SG-SAS6-INT-Z) HBA は、1 つのデバイスのみを使用して、接続されている SAS デバイスを説明します。

コマンド構文

udiag storage info [ all | <device_name> ]

オプション

オプション
説明
all
すべてのブロックストレージデバイスに対してテストを実行します。
<device_name>
HDDxxSATAxxUSBxxVHDxx、または VFD01 として入力する必要があります。xx は、デバイスの索引を表します。デバイスの索引を特定するには、udiag storage info コマンドを実行します。このコマンドは、すべてのブロック型デバイスを一覧表示します。

リソース要件

BSP_ONLY、ONE_INSTANCE_ONLY

すべてのデバイスに関する情報を取得するには、次のように入力します。

fs0:/> udiag storage info

HDD02 に関する情報を取得するには、次のように入力します。

fs0:/> udiag storage info HDD02