Oracle® x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド

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更新: 2014 年 4 月
 
 

cpu cpuid

cpu cpuid コマンドは、EAX とオプションの ECX を指定して x86 CPU 識別 (CPUID) 命令を実行します。EAX と ECX は、x86 の汎用実行レジスタです。CPU 識別命令の使用方法については、Intel 64 および IA-32 アーキテクチャーソフトウェア開発者のマニュアルまたは任意の x86 アセンブリ言語マニュアルを参照してください。

EAX を指定しないと、このコマンドは、80000002h-80000005h の CPUID EAX 内に組み込まれたブランド文字列を表示します。

コマンド構文

udiag cpu cpuid <EAX> [<ECX>]

udiag cpu cpuid

オプション

オプション
説明
<EAX>
CPUID を実行する前に EAX の値を指定します。
<ECX>
CPUID を実行する前に ECX のオプション値を指定します。

リソース要件

ONE_AP_OR_BSP、ONE_INSTANCE_ONLY

ブランド文字列を表示するには、次のように入力します。

fs0:/> udiag cpu cpuid

EAX=4 と ECX=2 (レベル 2 キャッシュ情報) を指定して CPUID を実行するには、次のように入力します。

fs0:> udiag cpu cpuid 4 2