Oracle® x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド

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更新: 2014 年 4 月
 
 

保守巡回情報を収集する

サーバーの問題の原因を判定する第 1 ステップは、サービスコールの資料またはオンサイトの人員から、できるかぎり情報を収集することです。トラブルシューティングの開始時には、次の一般的なガイドラインを使用します。

  1. 次の項目に関する情報を収集します。
    • 障害の前に発生したイベント

    • 変更またはインストールしたハードウェアまたはソフトウェアがあるかどうか

    • サーバーが最近取り付けられたかまたは移動されたかどうか

    • サーバーでこの現象がどのくらい続いているか

    • 問題の期間または頻度

  2. サーバー設定を変更する前に、現在の設定を記録します。

    可能であれば、一度に 1 つずつ変更を行なって、考えられる問題を特定します。このようにすることによって、制御された環境を維持して、トラブルシューティングの対象範囲を減らすことができます。

  3. 行なったすべての変更の結果をメモに取ります。エラーメッセージまたは情報メッセージもすべて書きとめます。
  4. 新規デバイスを追加した場合は特に、生じる可能性があるデバイス競合がないかをチェックします。
  5. 特にサードパーティーソフトウェアとのバージョンの依存関係を確認します。