storage rrt

storage rrt コマンドは、単一のデバイス (指定されている場合) またはすべてのストレージデバイスでランダム読み取りテスト (rrt) を実行します。このコマンドは、-time フラグで指定された期間テストを実行します。テストは、デバイスからブロックサイズブロックをランダムに読み取ります。デフォルトでは、デバイスの合計ブロック数に対してテストが一度実行されます。

コマンド構文

udiag storage rrt { all | <device_name> } [ -time <n> ]

オプション

オプション 説明 all すべてのブロックストレージデバイスに対してテストを実行します。 <device_name> HDDxx、SATAxx、USBxx、VHDxx、または VFD01 として入力する必要があります。xx は、デバイスの索引を表します。デバイスの索引を特定するには、udiag storage info コマンドを実行します。このコマンドは、すべてのブロック型デバイスを一覧表示します。 -time <n> 最大テスト時間 (秒単位) を 16 進数で指定します。デフォルトは 0 で、時間制限がないことを示します。テストは完了まで実行されます。

リソース要件

BSP_ONLY、ONE_INSTANCE_ONLY

例

完了するまですべてのデバイスに対してテストを実行するには、次のように入力します。

fs0:/> udiag storage rrt all

完了するまで VFD01 に対してテストを実行するには、次のように入力します。

fs0:/> udiag storage rrt VFD01

1 時間 HDD03 に対してテストを実行するには、次のように入力します。

fs0:/> udiag storage rrt HDD03 -time E10