edit コマンドを使用して「Preboot」メニューを構成する - Oracle® x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド

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`edit` コマンドを使用して「Preboot」メニューを構成する

「Preboot」メニューにアクセスします。
詳細は、「Preboot」メニューにアクセスするを参照してください。

注 - check_physical_presence が無効になるまでは、SP ブートプロセスに割り込むための唯一の方法は、SP のブート中に位置特定ボタンを押したままにすることです。
「Preboot」プロンプトで、次のように入力します。
Preboot> edit

「Preboot」メニューが編集モードになります。編集モードの「Preboot」メニューでは、選択項目が 1 つずつ表示され、それぞれを変更していくことができます。
- 設定を変更するには、新しい値を入力してから Enter を押します。
- 次の設定にスキップするには、Enter を押します。
変更する設定が表示されるまで、Enter を押して設定を移動します。
メニューには、設定と値が 1 つずつ表示されます。
```
Values for setting are {list of values }.
Set setting?           [value]
```
設定を変更するには、新しい値を入力します。
新しい値は、表示される値リストからのものである必要があります。
Enter を押します。
「Preboot」メニューにより、変更の確認を求められます。
```
Enter 'y[es]' to commit changes: [no]
```

y と入力して編集セッションを終了し、変更を保存します。

変更を保存せずに終了する場合は、n と入力します。

次の表示は、bootdelay および check_physical_presence の設定を変更した編集セッションを示しています。edit コマンド設定の説明については、次の表を参照してください。

Preboot> edit

Press Enter by itself to reach the next question.
Press control-C to discard changes and quit.

Values for baudrate are {[ 9600 ]| 19200 | 38400 | 57600 | 115200 }.
Set baudrate?                [9600]
Values for serial_is_host are {[ 0 ]| 1 }.
Set serial_is_host?          [0]
Values for bootdelay are { -1 | 3 | 10 | 30 }.
Set bootdelay?               [30] 10
Values for bootretry are { -1 | 30 | 300 | 3000 }.
Set bootretry?               [-1]
Values for diags_mode are {[ Normal ]| Quick | Extended | Skip }.
Set diags_mode?              [Normal]
Values for preferred are {[ 0 ]| 1 }.
Set preferred?               [<not set>]
Values for preserve_conf are {[ yes ]| no }.
Set preserve_conf?           [yes]
Values for check_physical_presence are {[ yes ]| no }.
Set check_physical_presence? [no] no
Enter ’y[es]’ to commit changes: [no] y
Summary: Changed 2 settings.
Preboot>

設定	説明
`baudrate`	シリアルポートのボーレートを設定します。9600、19200、38400、57600、または 115200 を選択できます。注 - この設定は 9600 (ボー) のままにします。これは変更しないでください。
`serial_is_host`	これを 0 に設定した場合、シリアルポートは Oracle ILOM に接続します。これを 1 に設定した場合、シリアルポートはホストに接続します。
`bootdelay`	SP のブート前にユーザーが `xyzzy` と入力するのをブートストラッププロセスが待機する秒数。
`bootretry`	「Preboot」メニューがユーザーによる入力を待機したあとタイムアウトになり SP を起動するまでの秒数。タイムアウトを無効にするには、-1 に設定します。
`diags_mode`	Normal、Quick、Extended、Skip。
`preferred`	使用しません。
`preserve_conf`	これを `no` に設定すると、`unconfig ilom_conf` コマンドの機能が複製され、これにより次回の SP ブート時に Oracle ILOM 構成の多くの設定がリセットされますが、SP ネットワーク、`baudrate`、および `check_physical_presence` の設定は維持されます。
`check_physical_presence`	これを `Yes` に設定した場合、SP ブートプロセスに割り込む際に位置特定ボタンを押したままにする必要があります。これを `No` に設定した場合、ブートプロセスへの割り込みを促すプロンプトが表示されます。詳細は、edit コマンドを使用して「Preboot」メニューを構成するを参照してください。

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