Oracle® x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド

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更新: 2014 年 4 月
 
 

Oracle ILOM コマンド行インタフェースを使ってスナップショットを作成する

始める前に

サービススナップショットユーティリティーを使用して SP データを収集するには、Admin (a) の役割を有効にする必要があります。


Caution

注意  -  Oracle の保守担当者からのリクエストがないかぎり、このユーティリティーは実行しないでください。


  1. Oracle ILOM CLI にログインします。
  2. スナップショットが収集するデータのタイプを構成するには、次のように入力します。

    ->set /SP/diag/snapshot dataset=value

    ここで、value は、次のいずれかです。

    • normal – Oracle ILOM、ホストオペレーティングシステム、およびハードウェア構成に関する情報を収集します。

    • normal-logonly – ログファイルだけを収集します。

    • FRUID – Normal について収集されるデータセットに加えて、取り付けられている FRU に関する情報を収集します。

    • fruid-logonly – ログファイルだけを収集します。

    • full – サーバーに関する最大限の情報を収集します。このオプションによって、サーバーがリセットされることがあります。

    • full-logonly – ログファイルだけを収集します。

  3. 出力を暗号化するには、次のように入力します。

    -> set /SP/diag/snapshot encrypt_output=[true|false]

  4. スナップショットを作成するには、次のように入力します。

    ->set /SP/diag/snapshot dump_uri=URI

    URI は、protocol://username:password@host/directory の形式を取り、protocol は sftp または ftp です。

    encrypt_output=true を設定した場合、システムは、あとで出力を復号化するために使用するパスワードを求めるプロンプトを表示します。

    スナップショットが、指定された URI に zip ファイルを入れます。

  5. ファイルを解凍して、スナップショットによって生成されたデータにアクセスします。