Oracle® x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド

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更新: 2014 年 4 月
 
 

system acpi

system acpi コマンドは、BIOS によって定義されたすべての Advanced Configuration and Power Interface (ACPI) テーブルを検索し、関連情報を表示します。このコマンドを使用して、ACPI シグネチャテーブルを表示し、すべてのテーブルデータをダンプして、有効になっている論理プロセッサとコアの数を判別できます。オプションを指定しないと、このコマンドは定義されている ACPI テーブルのみを表示します。

コマンド構文

udiag system acpi [ -v ]

udiag system acpi <name> [ offset_length ]

オプション

オプション
説明
<name>
ACPI テーブルの名前を指定します。
offset_length
データダンプを開始するオフセット、および表示するバイト数を指定します。
-v
ACPI プロセッサ ID、CPU ID、APIC ID、コア ID、スレッド番号、論理プロセッサがブートストラッププロセッサであるかアプリケーションプロセッサであるかなどの詳細情報を表示します。

リソース要件

BSP_ONLY、ONE_INSTANCE_ONLY

システム ACPI テーブルを表示するには、次のように入力します。

fs0:/> udiag system acpi

特定の ACPI テーブルを表示するには、次のように入力します。

fs0:/> udiag system acpi XSDT

特定の ACPI テーブルとオフセット長を表示するには、次のように入力します。

fs0:/> udiag system acpi SSDT 0x40 0x20