Oracle® X5 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2015 年 7 月
 
 

オプション ROM および I/O 領域の割り当てを構成する

始める前に

オプション ROM や I/O 領域の割り当てを構成する必要があるデバイスを特定します。Determine Whether You Need to Allocate Option ROM and I/O Spaceを参照してください。

  1. BIOS を起動します。
    1. システムの電源を投入します。
    2. BIOS 設定メニューに入るには、POST が表示されたら次を押します。
      • Java コンソールから接続している場合は F2 キー。

      • シリアルコンソールから接続している場合は Control-E キー。

    BIOS 設定メニューが表示されます。

    • 矢印キーとタブキーを使用して、BIOS 設定ユーティリティー内を移動します。

    • 選択するには、Enter キーを使用します。

    • 完了したら、F10 キーを押すか、「Exit」メニュー画面に移動して終了して、変更を保存します。

  2. 次のいずれかを選択します。
    • PCIe カードの場合、「Select IO」>「Add In Cards」を選択します

    • Net 0、1、2、または 3 の場合、「IO」>「Internal Devices」を選択します。

    対応する「IO」画面が表示されます。

    次の図は、「IO Add In Cards」画面を示しています。


    image:「Add In Cards」が選択された「IO」ビューの図
  3. ドロップダウンリモートからネットワークポートまたはスロット番号を選択します。

    画面に、選択したスロットのオプションが表示されます。


    image:「Slot 1」の IO スロット選択の図。
  4. 次のいずれかを選択します。
    • 選択した PCIe スロットのデバイスから I/O を有効または無効にするための「IO Enable」。

      この選択は、ネットワークポートでは使用できません。

    • 選択したスロットのデバイスのオプション ROM を有効または無効にするための「PCI-E Option ROM or UEFI Driver Enable」。
      • 「Option ROM」は、Legacy ブートモードを使用するように構成されたサーバーにのみ適用されます。

      • 「UEFI Driver Enable」は、UEFI ブートモードを使用するように構成されたサーバーにのみ適用されます。

  5. 「Enabled」/「Disabled」機能を切り替えるには、Enter キーを使用します。
  6. すべての選択を行なったら、F10 キーを選択して変更を保存して、終了します。

    次回のサーバーのブート時に選択に基づいて、BIOS でオプション ROM が有効または無効になり、I/O 領域が再割り当てされます。