Oracle System Assistant ソフトウェアの復元

Oracle System Assistant ソフトウェアが上書き、消去、または破損された場合、My Oracle Support の Web サイトから入手可能なイメージファイルをダウンロードし、Oracle System Assistant を USB デバイスに復元できます。

Oracle System Assistant ソフトウェアを復元するには、次の手順を使用します。

1. My Oracle Support の Web サイトから Oracle System Assistant イメージファイルをダウンロードします。

   使用しているサーバーに固有のイメージをダウンロードします。サーバーの更新イメージのパッケージ名は、 system_name and SW version -- Oracle System Assistant です。

   My Oracle Support へのアクセスおよびこのイメージのダウンロードについては、Download Firmware and Software From the My Oracle Support Web Siteを参照してください。

2. 更新イメージをサーバーで使用可能にするには、次のいずれかを行います。
   • イメージファイルを使用して、物理 DVD イメージを作成します。

     サーバーに取り付けられている DVD ドライブに DVD を挿入します。

   • Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを使用して、更新イメージファイルが ISO イメージとしてサーバーで使用可能になるようにします。
3. BIOS 設定ユーティリティーにアクセスします。

   手順については、Accessing the BIOS Setup Utilityを参照してください。

4. 「Boot」メニューに移動します。
5. 「Boot」メニューで、Oracle System Assistant インストールメディアをブートデバイスとして指定します。
   • 回復 DVD を作成し、その DVD を接続された DVD ドライブに挿入するように選択した場合は、次の「Please Select Boot Device」メニューに示されている SATA:HDD:P4:TSSTcorp CDDVDW TS-T633C を選択してから、Enter キーを押します。
   • Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを使用して、回復イメージをリダイレクトされた DVD または ISO イメージとしてサーバーで使用可能にするように選択した場合は、次の「Please Select Boot Device」メニューに示すように、USB:VIRTUAL:AMI Virtual CDROM 1.00 を選択してから、Enter キーを押します。
   
   

   ---

   注 -  「Please Select Boot Device」メニューに一覧表示される項目は、システムがレガシー BIOS ブートモードでブートされたか、UEFI ブートモードでブートされたかによって異なります。

   ---

   メッセージが表示され、回復プロセスを続行するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。

6. yes と入力して続行することを確認してから、Enter キーを押します。

   回復プロセスが進行中であることを示す次のメッセージが表示されます。回復処理を中断しないでください。

   
   

   回復プロセスが完了したら、オプションで USB ドライブのファイルの整合性を検証できます。

   
   
7. 検証プロンプトで、次のいずれかを行います。
   • USB ドライブの検証をスキップする場合は、no と入力してから Enter キーを押します。

     サーバーが Oracle System Assistant にブートします。

   • USB ドライブを検証する場合は、yes と入力してから Enter キーを押します。

     検証プロセスが開始されます。プロセスが完了すると、サーバーが Oracle System Assistant にブートします。