Oracle ILOM では、サーバーをリモートで管理しやすくするため、次のいずれかのリダイレクション方法を使ってサーバーのキーボード、ビデオ、マウス、およびストレージ (KVMS) デバイスをリダイレクトできます。
シリアルリモートコンソールリダイレクション - ホストコンソールをテキストベースで表示します。シリアルリモートコンソールを使用して、ブートプロセスを中断して BIOS 設定ユーティリティーでサーバー設定を構成したり、オペレーティングシステムのファイルシステムを操作したり、オペレーティングシステムのコマンド行アプリケーションからコマンドを発行したりできます。
グラフィカルリモートコンソールリダイレクション - Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを使用して、ホストコンソールをグラフィカルに表示します。グラフィカルリモートコンソールを使用して、ブートプロセスを中断して BIOS 設定ユーティリティーまたは Oracle System Assistant でサーバー設定を構成したり、オペレーティングシステムのデスクトップを表示したり、オペレーティングシステムのコマンド行アプリケーションからコマンドを発行したりできます。
ホストストレージデバイスリダイレクション - サーバーのサービスプロセッサ (SP) にイメージファイルをマウントし、そのイメージをホストにリダイレクトします。オペレーティングシステムのインストール時には、ホストストレージデバイスリダイレクションが便利です。
Oracle ILOM からリモートリダイレクションセッションを起動するには、次の手順を実行します。