レガシー BIOS ブートモードで iSCSI 仮想ドライブプロパティーを変更する (BIOS)
レガシー BIOS ブートモードを使用するように構成されたシステムで BIOS 設定ユーティリティーの画面を使用して iSCSI 仮想ドライブを構成するには、この手順を使用します。
iSCSI 仮想ドライブは、ローカルサーバーホストオペレーティングシステムとして機能する、外部サーバーに搭載されたサポート対象オペレーティングシステムを実行するために主に使用されます。
iSCSI 仮想ドライブは、iSCSI オプション ROM で構成する必要があります。
始める前に、次の要件を満たしていることを確認してください。
-
BIOS 設定ユーティリティーにアクセスします。
手順については、Accessing the BIOS Setup Utilityを参照してください。
-
「Advanced」メニューに移動し、「Legacy iSCSI」を選択します。
「Launch Legacy iSCSI OpROM」画面が表示されます。
-
「Launch Legacy iSCSI OpROM」を選択し、「Enable」を選択します。
-
変更を保存して BIOS 設定ユーティリティーを終了するには、F10 ファンクションキーを押します。
システムがリブートし、ブートメッセージが表示されます。
-
次のメッセージが表示されたら、Ctrl+D を数回押して、iSCSI オプション ROM にアクセスします。
「iSCSI Port Selection」画面が表示されます。
-
iSCSI サーバーに構成されたネットワークアダプタの MAC アドレスを強調表示し、P を入力してその状態を Boot:PRIMARY に変更します。
-
ネットワークアダプタの MAC アドレスを選択します。
「iSCSI Port Configuration」画面が表示されます。
-
「iSCSI Boot Configuration」を選択します。
「iSCSI Boot Configuration」画面が表示されます。
-
「iSCSI Boot Configuration」画面で、次の手順を実行します。
-
iSCSI イニシエータの「Use Dynamic IP Configuration」プロパティーを選択または選択解除します。
-
イニシエータ名は iSCSI 修飾名 (iqn) 形式で指定します (例: iqn.1988-12.com.oracle:0010e02e458f)。
-
「Use Dynamic IP Configuration」プロパティーを選択解除した場合は、iSCSI イニシエータの IP アドレス、「Subnet Mask」、「Gateway」、および「VLAN ID」を指定します。
-
「Use DHCP for iSCSI Target Information」プロパティーを選択または選択解除します。
-
ターゲット名は iSCSI 修飾名 (iqn) 形式で指定します (例: iqn.1988-12.com.oracle:X5-2-target)。
-
「Use DCHP for iSCSI Target Information」プロパティーを選択解除した場合は、「Target IP」、「Target Port」、および「Boot LUN」を指定します。
-
「OK」を選択します。
「iSCSI Port Configuration」画面が再度表示されます。
-
「iSCSI CHAP Configuration」を選択します。
「iSCSI CHAP Configuration」画面が表示されます。
-
CHAP (Challenge-Handshake Authentication Protocol) を構成するには、「iSCSI CHAP Configuration」画面で次の手順を実行します。
-
いずれかの CHAP オプションを選択します。
-
選択した CHAP オプションに必要な情報を指定します。
-
「OK」を選択します。
「iSCSI Port Configuration」画面が再度表示されます。
-
変更を保存して BIOS 設定ユーティリティーを終了するには、F10 ファンクションキーを押します。
注 -
新たに構成した iSCSI ドライブは、オペレーティングシステムをインストールするまで BIOS ブートリストには表示されません。