Oracle® Solaris Studio 12.4 リリースの新機能

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更新: 2014 年 12 月
 
 

dbx の新機能と変更された機能

次の機能が dbx で追加または変更されました。詳細は、Oracle Solaris Studio 12.4: dbx コマンドによるデバッグ dbx (1) のマニュアルページ、および dbx のヘルプファイルを参照してください。

  • dbx の起動時間が大幅に短縮され、エンタープライズアプリケーションで最大 7 倍向上しました。

  • dbx の新しいコンパイラおよびリンカーオプション。詳細は、デバッグをサポートするための新しいコンパイラおよびリンカーオプションを参照してください。

  • Oracle Solaris での C および C++ 式用にプリティプリンティングフィルタを作成できる新しい組み込み Python インタプリタ。詳細は、Python によるプリティプリンティングを参照してください。

  • 使用するプリティプリンティングメカニズムを決定する新しい dbxenv 変数 output_pretty_print_modecall に設定されている場合、呼び出し形式のプリティプリンタを使用します。filter に設定されている場合、Python ベースのプリティプリンタを使用します。filter_unless_call に設定されている場合、まず呼び出し形式のプリティプリンタを使用します。

  • 新しい dbxenv 変数 filter_max_length。この dbxenv 変数をプリティプリンティングフィルタによって配列に変換されるシーケンスの最大長に設定します。

  • C++11 標準のサポートが追加されました。

  • C11 標準のサポートが追加されました。

  • 次のコンパイラオプションのサポートが追加されました。これらのオプションの詳細は、コンパイラに対する変更を参照してください。

    • –g1

    • –xdebuginfo

    • –xglobalize

    • –xpatchpadding

詳細は、dbxhelp changes コマンドを発行して、dbx のヘルプファイルにアクセスしてください。