パフォーマンスアナライザは、アプリケーションの動作をユーザーが把握できるようにすることで、コード内で問題となっている領域を見つけることができます。パフォーマンスアナライザは、システムリソースをもっとも多く使用している関数、コードセグメント、およびソース行を識別します。パフォーマンスアナライザは、単一スレッド、マルチスレッド、およびマルチプロセスのアプリケーションのプロファイルを作成でき、プロファイリングデータを提供することで、アプリケーションのパフォーマンスを改善できる場所を特定するのに役立てることができます。
パフォーマンスアナライザは一連のコマンドおよびツールで構成されており、プロファイリングデータを収集する collect ユーティリティー、解釈されたプロファイリング情報をテキスト形式で表示する er_print ユーティリティー、プロファイリング情報をグラフィカルに表示するパフォーマンスアナライザ GUI などがあります。
スレッドアナライザは、マルチスレッドの問題に的を絞ることが可能な関連ツールです。詳しくは、スレッドアナライザを参照してください。