新しい「ヒープ」ビューは、プログラム内で考えられるメモリーリークを示します。このビューは、パフォーマンスアナライザあるいは collect -H on コマンドを使用して、アプリケーションのヒープトレースデータをプロファイルした場合に利用できます。
「ヒープ」ビューには、メモリーリークの可能性を示すメモリー割り当てメトリックを伴う呼び出しスタックのリストが表示されます。タイムラインには、割り当てられたヒープのサイズが時間の関数として表示されるようになりました。割り当ておよびリークの分布をバイト数によって表示する、新しい「データサイズ」ビューが利用できます。新しい「経過時間」ビューを使用して、割り当ての期間を解析することができます。「ヒープ」ビューの詳細については、パフォーマンスアナライザのヘルプを参照してください。
図 3-11 新しいヒープデータビュー