dbxtool の変更点

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dbxtool は、スタンドアロンのデバッガ GUI です。Oracle Solaris Studio 12.3 で提供された dbxtool の機能はすべて残っていますが、Oracle Solaris Studio IDE に似た新しいルックアンドフィールになりました。

次の機能が dbxtool に追加されました。

「最近行なったデバッグ」ボタン - dbxtool に「最近行なったデバッグ」ボタンとドロップダウンのデバッグ履歴リストが用意され、異なる引数を指定したコードの実行を選択することができます。特定の実行を選択せずに「最近行なったデバッグ」ボタンを押すと、最新のターゲットおよび引数をデバッグします。
コード支援 - dbxtool では、コードをデバッグしているときにエディタでコード支援が自動的に有効になります。dbxtool ではコードを直接再コンパイルすることは依然としてできませんが、エディタでコード支援機能を利用してコードを修正することができます。コード支援を無効にするには、「プロジェクト」タブでデバッグターゲットを右クリックし、「コード支援」オプションを選択解除します。また、コード支援をオフにした状態で dbxtool を起動することもできます。コード支援の詳細は、コード支援の改善を参照してください。
–-disable-code-assistance オプション - コード支援を使用しない場合、またはメモリー使用に問題があるもののコード支援を必要としない場合は、dbxtool を起動するときに –-disable-code-assistance オプションを指定できます。
リモートホストツールバー - リモートホストツールバー (デフォルトで有効) を使用して、dbxtool でリモートホストを管理および追加することを選択できるようになりました。
「プロジェクト」タブのデバッグターゲット - dbxtool では、デバッグターゲットのすべてを 1 か所で自動的に表示するようになりました。デバッグセッションを開始すると、デバッグターゲットが作成され、「プロジェクト」タブに表示されます。ターゲット情報は、userdir ディレクトリに格納され、dbxtool の実行間で持続します。デバッグターゲットを展開すると、ルートソースディレクトリからのフォルダおよびファイル (ビルドされたバイナリから取得) が表示されます。