新しい「I/O」ビューは、アプリケーション内の I/O パターンを識別し、アプリケーションのパフォーマンスに影響する「I/O」のボトルネックを特定するのに役立ちます。「I/O」ビューは、パフォーマンスアナライザあるいは collect -i on コマンドを使用して、アプリケーションの I/O トレースデータをプロファイルした場合に利用できます。
「I/O」ビューには、ファイル名、ファイル記述子、または呼び出しスタックで集計された読み取りおよび書き込みデータが表示されます。また、これを使用して、データから I/O イベントをフィルタ処理することもできます。新しい「経過時間」ビューを使用して、I/O 操作の期間を解析することができます。新しい「データサイズ」ビューを使用して、I/O 操作の分布をバイトサイズごとに表示することができます。「I/O」ビューの詳細については、パフォーマンスアナライザのヘルプを参照してください。
図 3-10 I/O データビュー