Oracle® ILOM SNMP および IPMI 用プロトコル管理リファレンスファームウェア Release 3.2.x

印刷ビューの終了

更新: 2015 年 6 月
 
 

IPMItool ユーティリティーおよびコマンドのサマリー

IPMItool ユーティリティーは、次からダウンロードできます:

http://ipmitool.sourceforge.net/

IPMItool パッケージのインストール後に、インストールされたマニュアルページで、コマンドの使用法および構文に関する詳細情報にアクセスできます。次の表は、使用可能な IPMItool コマンドの概要を示しています。

表 7  IPMItool コマンド
IPMI コマンド
機能
sunoem sshkey set
リモートシェルユーザーの SSH 鍵を構成します。
ipmitool sunoem sshkey del
リモートシェルユーザーの SSH 鍵を削除します。
ipmitool sunoem led get
LED ステータスを読み取ります。
ipmitool sunoem led set
LED ステータスを設定します。
ipmitool sunoem cli
ILOM CLI を直接使用する際と同じように、ILOM CLI コマンドを入力します。LAN/LANplus インタフェースを使用してください。
ipmitool sunoem CLI force
ILOM 3.0.10 より、force オプションを sunoem CLI コマンドの引数として呼び出すことができるようになりました。
ipmitool raw
IPMI の raw コマンドを実行します。
ipmitool lan print
指定されたチャネルの現在の構成を出力します。
ipmitool lan set (1) (2)
指定されたチャネルの指定されたパラメータを設定します。
ipmitool chassis status
システムシャーシおよび主電源サブシステムのハイレベルステータスに関する情報を表示します。
ipmitool chassis power
シャーシ制御コマンドを実行して、電源の状態を表示および変更します。
ipmitool chassis identify
フロントパネル識別ランプを制御します。デフォルトは 15 です。0 に使用すると消灯します。
ipmitool chassis restart_cause
前回のシステム再起動の原因について、シャーシに問い合わせます。
ipmitool chassis bootdev (1)
次回のリブート時は代替のブートデバイスからブートするようにシステムに要求します。
ipmitool chassis bootparam (1)
ホストのブートパラメータを設定します。
ipmitool chassis selftest
BMC セルフテストの結果を表示します。
ipmitool power
BMC セルフテストの結果を返します。
ipmitool event
定義済みイベントをシステムイベントログに送信します。
ipmitool sdr
BMC のセンサーデータレコード (SDR) を照会し、指定された種類のセンサー情報を抽出してから、各センサーに問い合わせてその名前、読み取った内容、およびステータスを出力します。
ipmitool sensor
センサーおよびしきい値を幅広の表形式で一覧表示します。
ipmitool fru print
すべての現場交換可能ユニット (FRU) のインベントリデータを読み取り、シリアル番号、パート番号、アセットタグ、およびシャーシ、ボード、製品を示す短い文字列などの情報を抽出します。
ipmitool sel
ILOM SP のシステムイベントログ (SEL) を表示します。
ipmitool pef info
BMC に問い合わせて、PEF でサポートする機能に関する情報を出力します。
ipmitool pef status
現在の PEF ステータス (BMC で最後に処理された SEL エントリなど) を出力します。
ipmitool pef list
現在の PEF ステータス (BMC で最後に処理された SEL エントリなど) を出力します。
ipmitool user
ユーザー ID の最大数、有効なユーザー数、定義済み固定名の数などの、ユーザー ID 情報の概要を表示します。
ipmitool session
指定されたセッションに関する情報を取得します。ID、ハンドル番号、アクティブステータスでセッションを特定するか、またはキーワード「all」を使用してすべてのセッションを指定できます。
ipmitool firewall (1)
個別のコマンドおよびコマンドのサブ機能を有効化または無効化し、指定された実装でどのコマンドおよびコマンドのサブ機能を構成できるかを決定します。
ipmitool set (1)
セッションホスト名、ユーザー名、パスワード、権限レベルなどの、実行時オプションを設定します。
ipmitool exec
IPMItool コマンドをファイル名から実行します。各行が完全なコマンドです。