SPARC ホスト診断プロパティーを管理する

言語:

注 - get および set コマンドを使用すると、SPARC 診断設定を表示および構成できます。これらのコマンドで使用される MIB オブジェクトの説明については、SUN-ILOM-CONTROL-MIB を参照してください。

SNMP ツールと Oracle ILOM MIB がインストールされているホストにログインします。たとえば、次のように入力します:
ssh username@snmp_manager_ipaddress

Password: password

次の SNMP コマンドの例を参照してください:
- ホストの組み込み診断のトリガーを表示するには、次のように入力します:
```
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsTrigger.0
```
- ホストの組み込み診断のトリガーを power-on-reset に設定するには、次のように入力します:
```
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsTrigger.0 i 4
```
- POST のモードを表示するには、次のように入力します:
```
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsMode.0
```
- POST モードを service に設定するには、次のように入力します:
```
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsMode.0 i 3
```
- power-on-reset トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断のレベルを表示するには、次のように入力します。
```
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsPowerOnLevel.0
```
- power-on-reset トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断のレベルを normal に設定するには、次のように入力します:
```
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsPowerOnLevel.0 i 3
```
- user-reset トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断のレベルを表示するには、次のように入力します:
```
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsUserResetLevel.0
```
- user-reset トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断のレベルを normal に設定するには、次のように入力します:
```
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsUserResetLevel.0 i 3
```
- error-reset トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断のレベルを表示するには、次のように入力します:
```
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsErrorResetLevel.0
```
- error-reset トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断のレベルを normal に設定するには、次のように入力します:
```
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsErrorResetLevel.0 i 3
```
- ハードウェア変更トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断のレベルを表示するには、次のように入力します。
```
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsHwChangeLevel.0
```
- ハードウェア変更トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断のレベルを maximum に設定するには、次のように入力します。
```
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsHwChangeLevel.0 i 4
```
- ブート中にホストで実行されるべき組み込み診断の詳細レベルを表示するには、次のように入力します:
```
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsPowerOnVerbosity.0
```
- ブート中にホストで実行されるべき組み込み診断の詳細レベルを maximum に設定するには、次のように入力します:
```
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsPowerOnVerbosity.0 i 4
```
- user-reset トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断の詳細レベルを表示するには、次のように入力します:
```
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsUserResetVerbosity.0
```
- user-reset トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断の詳細レベルを maximum に設定するには、次のように入力します:
```
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsUserResetVerbosity.0 i 4
```
- error-reset トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断の詳細レベルを表示するには、次のように入力します:
```
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsErrorResetVerbosity.0
```
- error-reset トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断の詳細レベルを maximum に設定するには、次のように入力します:
```
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsErrorResetVerbosity.0 i 4
```
- ハードウェア変更トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断の冗長性レベルを表示するには、次のように入力します。
```
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsHwChangeVerbosity.0
```
- ハードウェア変更トリガーに対してブート中にホストで実行されるべき組み込み診断の冗長性レベルを minimum に設定するには、次のように入力します。
```
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlSPARCDiagsHwChangeVerbosity.0 i 2
```