LDAP/SSL 代替サーバーを管理する
注 -
get および
set コマンドを使用すると、
LDAP/SSL 代替サーバー設定を構成できます。この手順で使用する MIB オブジェクトの説明については、手順のあとに示す表を参照してください。
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SNMP ツールと Oracle ILOM MIB がインストールされているホストにログインします。たとえば、次のように入力します:
ssh username@snmp_manager_ipaddress
Password: password
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次の SNMP コマンドの例を参照してください:
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LDAP/SSL 代替サーバー ID 番号 3 の IP アドレスを表示するには、次のように入力します:
% snmpget SNMP_agent
ilomCtrlLdapSslAlternateServerIp.3
SUN-ILOM-CONTROL-MIB::ilomCtrlLdapSslAlternateServerIp.3 =
IpAddress: 10.7.143.236
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LDAP/SSL 代替サーバー ID 番号 3 の IP アドレスを 10.7.143.246 に設定するには、次のように入力します:
% snmpset SNMP_agent
ilomCtrlLdapSslAlternateServerIp.3 a 10.7.143.246
SUN-ILOM-CONTROL-MIB::ilomCtrlLdapSslAlternateServerIp.3 =
IpAddress: 10.7.143.246
% snmpget SNMP_agent
ilomCtrlLdapSslAlternateServerIp.3
SUN-ILOM-CONTROL-MIB::ilomCtrlLdapSslAlternateServerIp.3 =
IpAddress: 10.7.143.246
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代替サーバーに関連付けられた証明書情報が true に設定されている場合、その表示と消去を行うには、次のように入力します:
% snmpget SNMP_agent
ilomCtrlLdapSslAlternateServerCertClear.0
% snmpset SNMP_agent
ilomCtrlLdapSslAlternateServerCertClear.0 i 0
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証明書ファイルの代替サーバー証明書バージョンを表示するには、次のように入力します:
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlLdapSslAlternateServerCertVersion.0
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代替サーバー証明書ファイルのシリアル番号を表示するには、次のように入力します:
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlLdapSslAlternateServerCertSerialNo.0
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代替サーバー証明書ファイルの発行元を表示するには、次のように入力します:
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlLdapSslAlternateServerCertIssuer.0
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代替サーバー証明書ファイルのサブジェクトを表示するには、次のように入力します:
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlLdapSslAlternateServerCertSubject.0
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代替サーバー証明書ファイルの有効な開始日を表示するには、次のように入力します:
% snmpget SNMP_agent
ilomCtrlLdapSslAlternateServerCertValidBegin.0
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代替サーバー証明書ファイルの有効な終了日を表示するには、次のように入力します:
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlLdapSslAlternateServerCertValidEnd.0
次の表で、LDAP/SSL 代替サーバー SNMP MIB オブジェクトについて説明します。
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ilomCtrlLdap SslAlternate ServerId
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LDAP/SSL 代替サーバーテーブルの整数の識別子。
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注 -
このオブジェクトは読み取りアクセスも書き込みアクセスもできません。
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Integer
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なし
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ilomCtrlLdap SslAlternate ServerIP
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ユーザーアカウントのディレクトリサーバーとして使用される LDAP/SSL 代替サーバーの IP アドレス。
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ipaddress
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String
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なし
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ilomCtrlLdap SslAlternate ServerPort
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LDAP/SSL 代替サーバーのポート番号を指定します。ポートを 0 に指定すると、自動選択によって既知のポート番号が使用されます。1 - 65535 を指定すると、明示的にポート番号が設定されます。
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ポート番号 (範囲: 0 - 65535)
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Integer
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なし
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ilomCtrlLdap SslAlternate ServerCert
Status
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証明書ファイルのステータスを示す文字列。これは、証明書ファイルが存在するかどうかを判断するのに役立ちます。
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ステータス (最大サイズ: 255 文字)
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String
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なし
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ilomCtrlLdap SslAlternate ServerCert
URI
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これは「Strict Certificate Mode」が有効な場合に必要な証明書ファイルの URI です。この URI を設定するとファイルが転送され、証明書が証明書の認証にすぐに使用できるようになります。このほかに、証明書を直接操作するために remove または restore がサポートされます。
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URI
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String
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なし
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