重要度レベルの警告ルールを構成する
注 -
get および
set コマンドを使用すると、
警告ルール構成を表示および構成できます。この手順で有効な MIB オブジェクトの詳細については、この手順のあとに示す表を参照してください。
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SNMP ツールと Oracle ILOM MIB がインストールされているホストにログインします。たとえば、次のように入力します:
ssh username@snmp_manager_ip_address
Password: password
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AlertID が 2 の警告ルールの重要度レベルを表示するには、次のように入力します:
% snmpget SNMP_agent ilomCtrlAlertSeverity.2
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AlertID が 2 である警告ルールの重要度レベルをクリティカルに設定するには、次のように入力します。
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlAlertSeverity.2 i 2
次の表で、警告ルールの重要度レベルの SNMP MIB オブジェクトについて説明します。
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ilomCtrlAlert ID
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指定された警告ルールに関連付けられた整数 ID。
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範囲: 0 - 65535
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Integer
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なし
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ilomCtrlAlert Severity
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指定されたクラスの警告をトリガーするべき最小のイベント重要度を指定します。
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disable(1)、
critical(2)、
major(3)、
minor(4)、
down(5)
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Integer
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なし
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ilomCtrlAlert Type
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指定された警告の通知のタイプを指定します。タイプが snmptrap(2) または ipmipet(3) の場合、ilomCtrlAlertDestinationIP を指定する必要があります。タイプが email(1) の場合は、ilomCtrlAlert DestinationEmail を指定する必要があります。
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email(1)
snmptrap(2)
ipmipet(3)
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Integer
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なし
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ilomCtrlAlert DestinationIP
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警告タイプが snmptrap(2) または ipmipet(3) のときに、警告通知の送信先 IP アドレスを指定します。
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ip_address
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String
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なし
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ilomCtrlAlert Destination Email
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警告タイプが email(1) の場合に、警告通知の送信先電子メールアドレスを指定します。
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電子メールアドレス
サイズ: 0 - 255
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String
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なし
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ilomCtrlAlert SNMPVersion
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指定された警告ルールに使用するべき SNMP トラップのバージョンを指定します。
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v1(1)、
v2c(2)、
v3(3)
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Integer
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なし
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ilomCtrlAlert SNMPCommunity OrUsername
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ilomCtrlAlertSNMPVersion プロパティーが v1(1) または v2c(2) に設定されている場合に使用するコミュニティー文字列を指定します。ilomCtrlAlertSNMPVersion が v3(3) に設定されている場合に使用する SNMP ユーザー名を指定します。
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サイズ: 0 - 255
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String
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なし
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ilomCtrlAlert EmailEvent ClassFilter
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電子メールで送信される警告のフィルタリングの基準となるクラス名または all。
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サイズ: 0 - 255
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String
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なし
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ilomCtrlAlert EmailEventTypeFilter
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電子メールで送信される警告のフィルタリングの基準となるクラス名または all。
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サイズ: 0 - 255
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String
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なし
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