IPMItool は、IPMI 対応デバイスの管理と構成のためのオープンソースの簡単なコマンド行インタフェース (CLI) ユーティリティです。このユーティリティーを使用して、カーネルデバイスドライバまたは LAN インタフェースによって、ローカルシステムまたはリモートシステムの IPMI 機能を管理できます。IPMItool の 1 つのバージョンが、Oracle Hardware Management Pack の一部として提供されます。IPMItool は http://ipmitool.sourceforge.net からダウンロードできます。
センサーデータレコード (SDR) リポジトリを読み取ります。
センサーの値を出力します。
システムイベントログ (SEL) の内容を表示します。
現場交換可能ユニット (FRU) のインベントリ情報を出力します。
LAN 構成パラメータを読み取りおよび設定します。
リモートのシャーシの電源制御を実行します。
IPMItool には、コマンド行のプロンプトで「ipmitool help」と入力することによってアクセスできるコマンド行のヘルプが用意されています。
IPMItool では、ILOM CLI を直接使用する場合と同じように、ILOM コマンド行インタフェース (CLI) コマンドを入力する機能をサポートしています。CLI コマンドをスクリプト化して、そのスクリプトを複数のサービスプロセッサ (Service Processor、SP) インスタンスで実行できます。