SNMPv2-MIB の sysName.0 MIB オブジェクトの説明にあるように、このコマンドは管理者によってこの管理対象ノードに割り当てられた名前を返します。この名前がノードの完全指定のドメイン名になります。名前が未知の場合は、返される値は長さゼロの文字列です。
例:
% snmpget SNMP_agent sysName.0 sysObjectID.0 ilomCtrlDateAndTime.0 SNMPv2-MIB::sysName.0 = STRING: SUNSPHOSTNAME SNMPv2-MIB::sysObjectID.0 = OID: SUN-HW-TRAP-MIB::products.200.2.1.1 SUN-ILOM-CONTROL-MIB::ilomCtrlDateAndTime.0 = STRING: 2013-07-23,13:31:53.0
このコマンドは、sysName.0 オブジェクトに加えて、sysObjectID.0 および ilomCtrlDateAndTime.0 MIB オブジェクトの内容を表示します。応答の一部として、MIB のファイル名が各 MIB オブジェクトに指定されます。
次の MIB オブジェクトの説明は、MIB ファイルからの抜粋です。
sysName – 管理者によってこの管理対象ノードに割り当てられた名前。この名前がノードの完全指定のドメイン名になります。名前が未知の場合は、値は長さゼロの文字列です。
sysObjectID – エンティティーに含まれる、ネットワーク管理サブシステムのベンダーの認定 ID。この値は、SMI エンタープライズサブツリー (1.3.6.1.4.1) 内に割り当てられ、この値から管理対象がどういうデバイスであるかを簡単かつ明確に判断できます。
ilomCtrlDataAndTime – デバイスの日付と時刻。