Oracle® ILOM SNMP および IPMI 用プロトコル管理リファレンスファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 6 月
 
 

IPMI サービスの状態を有効にする (CLI)

  1. admin (a) の役割権限を持つアカウントを使用して Oracle ILOM CLI にログインします。

    admin (a) の役割権限の有効化の詳細は、IPMI Administrator and Operator Rolesを参照してください。

  2. コマンドプロンプトで、次のコマンドを発行して IPMI サービスの状態を有効にします。
    -> set /SP/services/ipmi state=enabled
    Set 'state' to 'enabled'
    
  3. サーバーに Oracle ILOM 3.2.4 以降が標準装備されていた場合は、IPMI v1.5 接続を有効にするかどうかを決定します。

    セキュリティーを向上させるために、IPMI v1.5 セッションはデフォルトで無効になっています。IPMI v1.5 の代わりとして、IPMI v2.0 は拡張認証と IPMI パケット暗号化を提供します。

    ただし、FIPS モードが無効になっている場合は、IPMI v1.5 セッションを有効にするオプションがあります。FIPS モードの詳細は、『Oracle ILOM セキュリティーガイド』を参照してください。

  4. Oracle ILOM 3.2.4 以降が標準装備されているサーバー上で IPMI v1.5 接続を有効にするには、次のコマンドを発行します。
    -> set /SP/services/ipmi v1_5_sessions=enabled
    Set 'v1_5_sessions' to 'enabled'

    IPMI 1.5 セッションが有効になっている場合、IPMItool のユーザーは -I lan オプションを指定する必要があります。IPMI v1.5 セッションが無効になっている場合、IPMItool のユーザーは -I lanplus オプションを指定する必要があります。


    Caution

    注意  -  IPMI v1.5 セッションは、拡張認証とパケット暗号化をサポートしていません。