ユーザーアカウントを構成する
注 -
get および set コマンドを使用すると、ユーザーアカウント MIB オブジェクトを設定できます。この手順で有効な MIB オブジェクトの詳細については、この手順のあとに示す表を参照してください。
注 -
このプロシージャーの構文は tcsh シェルで有効です。シェル環境では、エスケープ文字 (\) を含める必要がない場合があります。
-
SNMP ツールと Oracle ILOM MIB がインストールされているホストにログインします。たとえば、次のように入力します:
ssh username@snmp_manager_ipaddress
Password: password
-
Operator のユーザーの役割を持つ新しいユーザーアカウントを作成するには、次のように入力します:
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlLocalUserRowStatus.\”user1\” i 4
ilomCtrlLocalUserRoles.\”user1\” s "operator"
ilomCtrlLocalUserPassword.\”user1\” s "password"
-
ユーザーアカウントを削除するには、次のように入力します:
% snmpset SNMP_agent ilomCtrlLocalUserRowStatus.\”user1\” i 6
次の表で、ユーザーアカウント SNMP MIB オブジェクトについて説明します。
|
|
|
|
|
ilomCtrlLocal UserUsername
|
ローカルユーザーのユーザー名。アルファベットで始まる必要があり、アルファベット、数字、ハイフン、下線を使用できますが、スペースを含めることはできません。この名前をパスワードと同じにすることはできません。
|
ユーザー名
|
String
|
なし
|
ilomCtrlLocal UserPassword
|
ローカルユーザーのパスワード。
|
パスワード
|
String
|
なし
|
ilomCtrlLocal UserRoles
|
ユーザーに関連付ける役割を指定します。Administrator または Operator のレガシーの役割を割り当てることも、a、u、c、r、o、および s のいずれかの個別の役割 ID を割り当てることもできます。役割 ID は組み合わせることができます。たとえば、aucros の場合、a=admin、 u=user、 c=console、 r=reset、 o=read-only、 s=service です。
|
administrator、
operator、
admin(a)、
user(u)、
console(c)、
reset(r)、read-only(o)、
service(s)
|
String
|
なし
|
ilomCtrlLocal UserRowStatus
|
このオブジェクトを使用して、テーブルの新しい行を作成、または既存の行を削除します。このプロパティーを createAndWait(5) に設定するとユーザーを作成でき、destroy(6) に設定するとユーザーを削除できます。
|
active(1)、
notInService(2)、
notReady(3)、
createAndGo(4)、
createAndWait(5)、
destroy(6)
|
Integer
|
なし
|
|