Oracle® ILOM SNMP および IPMI 用プロトコル管理リファレンスファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 6 月
 
 

IPMI について

Oracle ILOM は、サーバーをモニターおよび制御したり、サーバーに関する情報を取得したりするために使用できる IPMI (Intelligent Platform Management Interface) をサポートしています。

IPMI は、さまざまなタイプのネットワークを経由してサーバーシステムを管理するために設計された、業界標準のオープンなインタフェースです。IPMI の機能には、現場交換可能ユニット (FRU) インベントリの報告、システムモニタリング、システムイベントのロギング、システム回復 (システムのリセットや電源投入および電源切断機能を含む)、警告などが含まれます。

IPMI により提供されるモニタリング、ロギング、システム復旧、および警告機能を使用して、プラットフォームハードウェアに組み込まれた管理機能にアクセスできます。

Oracle ILOM は、IPMI v1.5 および v2.0 に準拠しています。ただし、より高いレベルのセキュリティーでは、Oracle ILOM IPMI クライアントは IPMI 2.0 モードをサポートし、常にこのモードで動作します。IPMI v2.0 は、Oracle ILOM 3.2.4 以降のリリースでデフォルトで有効になっています。

IPMI に関する詳細な仕様を含む追加情報は、次のサイトで入手できます。

サーバーおよびサーバーモジュール (ブレード) 上のサービスプロセッサ (SP) は、IPMI v2.0 に準拠しています。帯域内 (サーバーで実行中のホストオペレーティングシステムを使用) または帯域外 (リモートシステムを使用) で IPMItool ユーティリティーを使用して、コマンド行から IPMI の機能にアクセスできます。さらに、Oracle ILOM Web インタフェースから IPMI 固有のトラップを生成したり、IPMI v1.5 または v2.0 に準拠した外部の管理ソリューションから SP IPMI 機能を管理したりすることもできます。