システム電力割当量を設定する

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システムの電力割当量を設定する前に、次の記事で説明されている電力管理機能を確認してください。

システムで電力バジェットを有効にします。

% snmpset SNMP_agent sunHWCtrlPowerMgmtBudget.0 i enabled

システムの消費電力の上限を設定します。
```
% snmpset SNMP_agent sunHWCtrlPowerMgmtBudgetPendingPowerlimit.0 i 
 value sunHWCtrlPowerMgmtBudgetCommitPending.0 i true
```
value は、インストールされるハードウェアの最小電力と割当電力の間のワット数での電力制限です。デフォルトの電力制限は、現在の許容ピーク電力です。

違反動作が実行されるまでに、システム電力が電力制限を超えられる秒数を指定します (Step 2 を参照)。
```
% snmpset SNMP_agent sunHwCtrlPowerMgmtBudgetTimelimit.0 i value
sunHwCtrlPowerMgmtBudgetCommitPending.0 i true
```
value は、-1 から 2147483647 までの整数です。値 -1 は、出荷時に指定されたデフォルト値を使用するようシステムに指示します。値 0 は、ハード上限が使用されることを示します。一部のシステムはハード上限をサポートしていません。詳細は、Setting SP Advanced Power Capping Policy to Enforce Power Limit in Oracle ILOM Administrator’s Guide for Configuration and Maintenance Firmware Release 3.2.xを参照してください。

指定された時間制限を超えて電力制限を超過したときにシステムが何を行うべきかを定義する違反動作を設定します。
```
% snmpset SNMP_agent sunHwCtrlPowerMgmtBudgetTimelimitActions.0 i 
none|hardPowerOff sunHwCtrlPowerMgmtBudgetCommitPending.0 i true
```