Active Directory Custom グループを管理する

1. SNMP ツールと Oracle ILOM MIB がインストールされているホストにログインします。たとえば、次のように入力します:

   ssh username@snmp_manager_ipaddress

   Password: password

2. Active Directory Custom グループ ID 番号 2 の名前を表示するには、次のように入力します:

   % snmpget SNMP_agent 
   ilomCtrlActiveDirCustomGroupName.2
   SUN-ILOM-CONTROL-MIB::ilomCtrlActiveDirCustomGroupName.2 = 
   STRING: CN=SpSuperCust,OU=Groups,DC=johns,DC=oracle,DC=com
   

3. Active Directory Custom グループ ID 番号 2 の名前を CN=SpSuperCust,OU=Groups,DC=bills,DC=oracle,DC=com に設定するには、次のように入力します。

   % snmpset SNMP_agent
   ilomCtrlActiveDirCustomGroupName.2 s CN=SpSuperCust,OU=Groups,DC=
   bills,DC=oracle,DC=com
   SUN-ILOM-CONTROL-MIB::ilomCtrlActiveDirCustomGroupName.2 = 
   STRING: CN=SpSuperCust,OU=Groups,DC=bills,DC=oracle,DC=com
   % snmpget SNMP_agent
    ilomCtrlActiveDirCustomGroupName.2
   SUN-ILOM-CONTROL-MIB::ilomCtrlActiveDirCustomGroupName.2 = m
   STRING: CN=SpSuperCust,OU=Groups,DC=bills,DC=oracle,DC=co
   

4. Active Directory Custom グループ ID 番号 2 の役割を表示するには、次のように入力します:

   % snmpget SNMP_agent
    ilomCtrlActiveDirCustomGroupRoles.2
   SUN-ILOM-CONTROL-MIB::ilomCtrlActiveDirCustomGroupRoles.2 = 
   STRING: "aucro"
   

5. Active Directory Custom グループ ID 番号 2 の役割を User Management と Read Only (u、o) に設定するには、次のように入力します。

   % snmpset SNMP_agent
   ilomCtrlActiveDirCustomGroupRoles.2 s “uo"
   SUN-ILOM-CONTROL-MIB::ilomCtrlActiveDirCustomGroupRoles.2 = 
   STRING: "uo"
   % snmpget  SNMP_agent
   ilomCtrlActiveDirCustomGroupRole.2
   SUN-ILOM-CONTROL-MIB::ilomCtrlActiveDirCustomGroupRoles.2 = 
   STRING: "uo"
   

   次の表で、Active Directory Custom グループ SNMP MIB オブジェクトについて説明します。

   MIB オブジェクト 説明 許可される値 種類 デフォルト値 ilomCtrlActive DirCustomGroup Id Active Directory Custom グループエントリの整数の識別子。 1 - 5 このオブジェクトは読み取りアクセスも書き込みアクセスもできません。 Integer なし ilomCtrlActive DirCustomGroup Name Active Directory サーバー上のグループ名のいずれかに完全に一致する識別名を含める必要があります。このテーブル内のこれらのグループのいずれかに属しているユーザーには、エントリの役割構成に基づいて Oracle ILOM の役割が割り当てられます。 名前 (最大 255 文字) String なし ilomCtrlActive DirCustom GroupRoles Active Directory 経由で認証されるユーザーに設定するべき役割を指定します。このプロパティーをレガシーの Administrator または Operator の役割または a、u、c、r、o、および s のいずれかの個別の役割 ID に設定すると、Active Directory クライアントでは Active Directory サーバーに保存されているスキーマが無視されます。このオブジェクトを none に設定すると値が消去され、ネイティブな Active Directory スキーマが使用されます。役割 ID は組み合わせることができます。たとえば、aucros の場合、a=admin、 u=user、 c=console、 r=reset、 o=read-only、および s=service です。 administrator、 operator、 admin(a)、 user(u)、 console(c)、 reset(r)、 read-only(o)、 service(s)、 none String なし