ゾーンクラスタ管理タスクの実行
                        ゾーンパスの移動、アプリケーションを実行するためのゾーンクラスタの準備、ゾーンクラスタのクローニングなどの、ゾーンクラスタに関するその他の管理タスクを実行できます。これらのコマンドは、グローバルクラスタのノードから実行する必要があります。
clsetup ユーティリティーを使用してゾーンクラスタの構成ウィザードを起動することによって、新しいゾーンクラスタを作成したり、既存のゾーンクラスタにファイルシステムまたはストレージデバイスを追加したりできます。clzonecluster install –c を実行してプロファイルを構成すると、ゾーンクラスタのゾーンが構成されます。Oracle Solaris Cluster ソフトウェアのインストール
のゾーンクラスタの作成および構成Creating and Configuring a Zone Cluster in Oracle Solaris Cluster Software Installation Guide–を参照してください。
                Oracle Solaris Cluster GUI を使用して、ゾーンクラスタを作成したり、そこにファイルシステムまたはストレージデバイスを追加したりすることもできます。また、Oracle Solaris Cluster GUI を使用すると、ゾーンクラスタの「リソースセキュリティー」プロパティーを編集することもできます。GUI のログイン手順については、Oracle Solaris Cluster Manager にアクセスする方法を参照してください。
注 - 
グローバルクラスタ内のノードからのみ実行する Oracle Solaris Cluster コマンドは、ゾーンクラスタでは使用できません。各種ゾーンでのコマンドの有効な使用方法については、Oracle Solaris Cluster の該当するマニュアルページを参照してください。
表 9-3  その他のゾーンクラスタのタスク
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| 新規ゾーンパスへのゾーンパスの移動 | clzonecluster move -f zonepath zoneclustername |  
| アプリケーション実行用のゾーンクラスタの準備 | clzonecluster ready -n nodename zoneclustername |  
| 統合アーカイブからノードを復元する |  |  
| 統合アーカイブからゾーンクラスタを構成またはインストールする | コマンドを使用する: clzonecluster clone -Z target- zoneclustername [-m copymethod] source-zoneclustername clone サブコマンドを使用する前に、ソースゾーンクラスタを停止してください。複製先のゾーンクラスタは、構成済みであることが必要です。 |  
| ゾーンクラスタへのネットワークアドレスの追加 |  |  
| ゾーンクラスタへのノードの追加 |  |  
| ゾーンクラスタからノードを削除 |  |  
| ゾーンクラスタの削除 |  |  
| ゾーンクラスタからファイルシステムを削除 |  |  
| ゾーンクラスタからストレージデバイスを削除 |  |  
| 統合アーカイブからゾーンクラスタノードを復元する |  |  
| ノードのアンインストールに関するトラブルシュート |  |  
| Oracle Solaris Cluster SNMP イベント MIB の作成、設定、および管理 |  |  |