Oracle® Solaris Cluster システム管理

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更新: 2015 年 10 月
 
 

定足数のデフォルトのタイムアウトの変更

クラスタ再構成時の定足数の操作を完了するまでのタイムアウトは、デフォルトで 25 秒に構成されています。定足数タイムアウトの値は、Oracle Solaris Cluster ソフトウェアのインストール の定足数デバイスを構成する方法の指示に従って増分することができます。タイムアウト値を増分する代わりに、別の定足数デバイスに切り替えるという方法もあります。

その他のトラブルシューティング情報については、Oracle Solaris Cluster ソフトウェアのインストール の定足数デバイスを構成する方法を参照してください。


注 - Oracle RAC (Oracle Real Application Clusters) では、デフォルトの定足数タイムアウトである 25 秒を変更しないでください。一部のスプリットブレインシナリオでは、タイムアウト時間を長くすると、VIP リソースのタイムアウトが原因で Oracle RAC VIP フェイルオーバーが失敗する可能性があります。使用している定足数デバイスがデフォルトの 25 秒のタイムアウトに適合しない場合は、別の定足数デバイスを使用してください。