アップグレードは常に新しいブート環境で行われ、既存のブート環境は変更されないため、このアップグレードを行う前に、クラスタを非クラスタモードにする必要はありません。新しいブート環境には、名前を指定することも、自動的に生成される名前を使用することもできます。手順については、How to Upgrade the Software (Standard Upgrade) in Oracle Solaris Cluster Upgrade Guide を参照してください。
Oracle Solaris Cluster ソフトウェアをアップグレードするときは、データサービスおよび Geographic Edition ソフトウェアもアップグレードするようにしてください。ただし、データサービスを個別にアップグレードする場合は、Overview of the Installation and Configuration Process in Oracle Solaris Cluster Data Services Planning and Administration Guide を参照してください。Oracle Solaris Cluster Geographic Edition を個別にアップグレードする場合は、Oracle Solaris Cluster Geographic Edition Installation Guide を参照してください。
Oracle Solaris Cluster ソフトウェアをアップグレードすると、Oracle Solaris OS も最新のリリースにアップグレードされます。