マザーボードに障害があるかどうかを判定する

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マザーボードを交換する前に、マザーボードに障害があるかどうかを判定する必要があります。

サーバーの保守要求 LED が点灯または点滅しているかどうかを確認します。
フロントパネルのコンポーネント (保守)を参照してください。

Oracle ILOM で、システムプロセッサの健全性をチェックします。

-> show /System/Processors 
 /System/Processors
 	Targets:
		CPUs
 	Properties:
 		health = OK
 		health_details = -
...
->

個々の CPU の健全性をチェックします。

-> show /System/Processors/CPUs/CPU_x 
 /System/Processor/CPUs/CPU_0
 	Targets:
 	Properties:
 		health = OK
 		health_details = -
...
->

ここで、x は CPU の番号 (0 または 1) です。

ネットワークシステムの健全性をチェックします。

-> show /System/Networking 
 /System/Networking
 	Targets:
 		Ethernet_NICs
 	Properties:
 		health = OK
 		health_details = -
...
->

個々のインタフェースの健全性をチェックします。

-> show /System/Networking/Ethernet_NICs/Ethernet_NIC_x 
 /System/Networking/Ethernet_NICs/Ethernet_NIC_0
 	Targets:
 	Properties:
 		health = OK
 		health_details = -
...
->

ここで、x はインタフェースの番号 (0 - 3) です。

ここまでの結果のいずれかでマザーボードに障害があることが示された場合は、マザーボードに障害があることを確認します。
たとえば、次を入力します。
```
-> show faulty
Target              | Property               | Value
--------------------+------------------------+-------------------------------
/SP/faultmgmt/0     | fru                    | /SYS/MB
...
->
```
マザーボードに障害がある場合は、Value 見出しの下に /SYS/MB、/SYS/MB/P0、または /SYS/MB/P1 が表示されます。
- マザーボードに障害がある場合は交換します。
  マザーボードを取り外すを参照してください。
- /SYS/MB、/SYS/MB/P0、または /SYS/MB/P1 とは異なる FRU 値が表示されている場合は、コンポーネント保守タスクのリファレンスを参照して、障害のあるコンポーネントを特定します。

Oracle ILOM の faultmgmt シェルを使用して、障害のあるコンポーネントを特定します。
障害の発生したコンポーネントを特定するを参照してください。

Fault class および Description フィールドで詳細情報を確認します。

マザーボードに障害がある場合は交換します。

マザーボードを取り外すを参照してください。

Oracle ILOM インタフェース内で、現在消費されている電力を表示します。
```
-> show /SYS/VPS value
 /SYS/VPS
 	Properties:
 		value = 159.175 Watts
->
```
表示された電力が妥当でないか、あるいは何も表示されない場合は、マザーボードを交換します。マザーボードを取り外すを参照してください。

マザーボードに障害があるかどうかを判断できない場合は、詳細情報を調べます。
障害の検出と管理を参照してください。

マザーボードに障害があるかどうかを判定する

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