PDB に障害があるかどうかを判定する

PDB を交換する前に、PDB に障害があるかどうかを判定する必要があります。

1. サーバーの保守要求 LED が点灯または点滅しているかどうかを確認します。

   フロントパネルのコンポーネント (保守)を参照してください。

2. Oracle ILOM で、電源システムの健全性をチェックします。

   -> show /System/Power 
    /System/Power
    	Targets:
    	Properties:
    		health = OK
    		health_details = -
   ...
   ->
   

3. PDB に障害があることを確認します。

   たとえば、次を入力します。

   -> show faulty
   Target              | Property               | Value
   --------------------+------------------------+-------------------------------
   /SP/faultmgmt/0     | fru                    | /SYS/PDB
   ...
   ->

   • Value 見出しの下に /SYS/PDB が表示される場合は、PDB に障害があります。

   • /SYS/PDB とは異なる FRU 値が表示されている場合は、コンポーネント保守タスクのリファレンスを参照して、障害のあるコンポーネントを特定します。

4. Oracle ILOM faultmgmt シェルを使用して、障害のあるコンポーネントを特定します。

   障害の発生したコンポーネントを特定するを参照してください。

   Fault class および Description フィールドで詳細情報を確認します。

5. PDB に障害がある場合は交換します。

   PDB を取り外すを参照してください。

6. PDB に障害があるかどうかを判断できない場合は、詳細情報を調べます。

   障害の検出と管理を参照してください。

関連情報

• PDB を取り外す

• PDB を検証する

• 障害の検出と管理