この章では、次の項目について説明します。
文字AからGで始まる各OLAP DMLコマンドにつき1つの項目(ACQUIREから説明)
この他のOLAP DMLコマンドについては、第10章「OLAP DMLコマンド: HからZ」でアルファベット順に説明しています。
その他のOLAP DMLリファレンス項目については、第4章「OLAP DMLプロパティ」、第5章「OLAP DMLオプション」、第7章「OLAP DMLファンクション: AからK」および第8章「OLAP DMLファンクション: LからZ」を参照してください。
OLAP DMLコマンドの動作は、他のプログラミング言語のコマンドとほとんど同じです。ただし、OLAP DMLコマンドにはループ特性があります(「すべてのデータ・オブジェクトの値に対するOLAP DML文の適用」を参照)。
多くのOLAP DMLコマンドは、複雑なアクションを実行します。これらのコマンドには、アナリティック・ワークスペースの作成に使用するAWコマンドや、アナリティック・ワークスペース内でのオブジェクトの定義に使用するDEFINEコマンドなどのデータ定義コマンドがあります。その他のOLAP DMLコマンドは、データ操作コマンドです。たとえば、OLAP DML SQLコマンドを使用して、SQL文をOLAP DMLプログラムに埋め込み、リレーショナル表からアナリティック・ワークスペースのデータ・オブジェクトにデータをコピーしたり、AGGREGATEコマンドを使用して、サマリー・データを計算できます。さらに、DEFINE、MAINTAIN、PROPERTY、SET(=)UPDATEおよびAWコマンドは、Oracle OLAPではOLAP DMLプログラムの実行をトリガーするイベントとして認識されます。(詳細は、「トリガー・プログラム」を参照してください。)
ヒント: OLAP DML文の多くはコーディングの際、文の名前の頭文字および2つの子音字を並べた3文字に省略して表すことができます。 |
さらに、コマンドとして実行可能なOLAP DMLプログラムを作成することにより、OLAP DMLの機能を強化できます。
A B C D E F G H I L M O P R S T U V W Z
A
B
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I
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Z
OLAPのキューブとキューブ・ディメンションの変更コマンド
集計コマンド
割当てコマンド
代入コマンド
デバッグ・コマンド
アナリティック・ワークスペース・オブジェクトの定義コマンド
ディメンション・ステータス・コマンド
予測および回帰コマンド
日付の書式設定コマンド
計算式コマンド
アナリティック・ワークスペースの管理コマンド
アナリティック・ワークスペースのマルチライタ・モードの管理コマンド
ファイルの管理コマンド
データ・モデル・コマンド
プログラミング・コマンド
レポート・コマンド
値の保存およびリストア・コマンド
ソート・コマンド
スプレッドシート・コマンド
SQLの実行コマンド
OLAP DML文の編集コマンド