第 2 章

データサービスリソースの管理

この章では、Oracle Solaris Cluster の保守コマンドを使用して、クラスタ内のリソース、リソースグループ、およびリソースタイプを管理する方法について説明します。ほかのツールを使用して手順を完了できるかどうかを確認するには、データサービスリソースの管理のためのツールを参照してください。

リソースタイプ、リソースグループ、およびリソースに関する概要情報については、Chapter 1, Oracle Solaris Cluster データサービスの計画およびOracle Solaris Cluster Concepts Guide を参照してください。

この章には次のセクションがあります。

• データサービスリソースを管理するためのタスクの概要

• Oracle Solaris Cluster データサービスの構成および管理

• リソースタイプの登録

• リソースタイプのアップグレード

• リソースタイプのダウングレード

• リソースグループの作成

• 共有ファイルシステム上でのフェイルオーバーおよびスケーラブルデータサービスの構成

• リソースグループにリソースを追加するためのツール

• リソースグループのオンライン化

• リソースグループの優先プライマリへの切り替え

• リソースの有効化

• リソースグループの静止

• リソースグループの自動復旧アクションの中断および再開

• リソースモニターの無効化および有効化

• リソースタイプの削除

• リソースグループの削除

• リソースの削除

• リソースグループの現在のプライマリの切り替え

• リソースの無効化およびそのリソースグループの UNMANAGED 状態への移行

• リソースタイプ、リソースグループ、およびリソース構成情報の表示

• リソースタイプ、リソースグループ、およびリソースプロパティーの変更

• リソースに関する STOP_FAILED エラーフラグのクリア

• Start_failed リソース状態のクリア

• 事前登録されたリソースタイプのアップグレード

• 不注意による削除のあとの事前登録されたリソースタイプの再登録

• リソースグループへのノードの追加またはリソースグループからのノードの削除

• リソースグループとデバイスグループの間の起動の同期

• クラスタファイルシステムの HAStoragePlus リソースの構成

• 高可用性ローカルファイルシステムの有効化

• ゾーンクラスタ間での高可用性ローカルファイルシステムの共有

• 高可用性ローカルファイルシステムのリソースのオンラインでの変更

• HAStoragePlus リソースのクラスタファイルシステムのローカルファイルシステムへの変更

• HAStoragePlus リソースタイプのアップグレード

• オンラインリソースグループのクラスタノード間での分散

• ノード間でのリソースグループの負荷分散の構成

• Oracle Solaris SMF サービスを Oracle Solaris Cluster とともに実行できるようにする

• Oracle Solaris Cluster データサービスの障害モニターの調整