Oracle ILOM ログエントリのフィルタ
Oracle ILOM ログを表示する場合は、Class パラメータと Type パラメータの組み合わせを使用して、出力を特定のクラスとタイプのエントリにフィルタ処理できます。Oracle ILOM ログエントリを表示するを参照してください。この表は、それらの組み合わせと表示されるエントリについて説明しています。
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Class==Audit Type==Log
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構成が変更されるコマンド。説明には、ユーザー、コマンド、コマンドパラメータ、および成功または失敗が含まれます。
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Class==IPMI Type==Log
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IPMI システムイベントログに記録されるイベントはすべて、管理ログにも記録されます。
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Class==Chassis Type==State
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コンポーネントインベントリおよび一般的なスイッチ状態への変更。
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Class==Chassis Type==Action
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スイッチシャーシのシャットダウンイベント、コンポーネントのホット挿入およびホット取り外し。
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Class==Fault Type==Fault
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障害管理の障害。説明では、障害が検出された時間と疑わしいコンポーネントが提供されます。
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Class==Fault Type==Repair
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障害管理の修復。説明では、コンポーネント名が提供されます。
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この出力は、次の 5 つの値のうちのいずれかを持つ Severity パラメータを使用してさらにフィルタ処理できます。
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Debug
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Down
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Critical
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Major
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Minor
たとえば、スイッチインベントリへのマイナーな変更を示すログエントリのみを表示するには、次のように入力します。
-> show /SP/logs/event/list Class==Chassis Type==State Severity==Minor