障害は、SP の Oracle ILOM またはネイティブ OS が検出できます。ネイティブ OS は、検出した障害を Oracle ILOM に通信します。
Oracle ILOM が障害およびそのあとのコンポーネント交換を検出した場合、Oracle ILOM はその障害を自動的にクリアします。ただし、ネイティブ OS が障害を検出した場合は、解決したあとに Oracle ILOM からその障害を手動でクリアしなければならないことがあります。
既知の正常なコンポーネントへの交換操作のあとも障害が解決しない場合は、この手順を使用してその障害をクリアします。
SP へのアクセスを参照してください。
-> set target clear_fault_action=true
ここで、target は障害が発生したコンポーネントの Oracle ILOM ターゲットです。ターゲットのリストについては、リセット可能なターゲットを参照してください。
たとえば、電源装置 0 での障害をリセットしてクリアするには、次のように入力します。
-> set /SYS/PS0 clear_fault_action=true Are you sure you want to clear /SYS/PS0 (y/n)? y Set 'clear_fault_action' to 'true' ->