非大域ゾーンは、大域ゾーンのインストール後の初回リブート時にインストールされ、構成されます。
AI を使ってシステムをインストールする場合は、AI マニフェストの configuration 要素を使用して非大域ゾーンをそのシステムにインストールできます。configuration 要素については、大域ゾーンの AI マニフェストでの非大域ゾーンの指定を参照してください。
大域ゾーンのインストール後にシステムが最初にブートしたときに、ゾーンの自己アセンブリ SMF サービス (svc:/system/zones-install:default) によって、大域ゾーンの AI マニフェストに定義されている各非大域ゾーンが構成され、インストールされます。非大域ゾーンのインストールに使用されるデータについては、非大域ゾーンの構成およびインストールデータを参照してください。
autoboot=true を指定してゾーンを構成した場合は、ゾーンのインストール後に system/zones-install サービスによってそのゾーンがブートされます。
system/zones-install サービスはオンラインのままですが、再起動されるまで新しい構成情報は処理しません。system/zones-install サービスを無効にしたり有効にしたりしないようにしてください。このサービスの再起動のみを行うようにしてください。
非大域ゾーンのインストールをモニターするには、system/zones-install サービス、または zoneadm list -cv の出力をモニターします。
次のいずれかのエラーが発生した場合、ゾーンはインストールされません。
ゾーンの config ファイルが構文的に正しくありません
インストールされるゾーンセット内のゾーン名、ゾーンパス、または委任された ZFS データセットの間に競合が存在します。
必要なデータセットが大域ゾーンに構成されていません