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Oracle® Solaris 11.3 システムのインストール

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更新: 2017 年 3 月
 
 

初回ブートサービスおよびパッケージの自動作成

このセクションでは、svc-create-first-boot コマンドを実行して初回ブートサービスおよびパッケージを作成する場合の、いくつかのオプションについて説明します。次の例では、変更はすべてコマンド行オプションによって処理されます。手動編集の必要はありません。

使用例 86  コマンド行モードでの初回ブートサービスおよびパッケージの作成

次の例では、first-boot-script.sh スクリプトを使ってサービスが作成されています。任意の実行可能スクリプトを使用できます。アーカイブは myp5p.p5p に格納されます。

% /usr/sbin/svc-create-first-boot -s first-boot-script.sh -d myp5p.p5p
使用例 87  コマンド行モードでの初回ブートサービスおよびパッケージの作成 (カスタマイズあり)

次の例では、first-boot-script.sh スクリプトを使ってサービスが作成されています。ネットワークマイルストーンが依存関係として追加されます。アーカイブは myp5p.p5p に格納されます。

% /usr/sbin/svc-create-first-boot -s first-boot-script.sh -o service-dependency=milestone/network -d myp5p.p5p
使用例 88  初回ブートサービスで使用するシェルスクリプト

初回ブートサービスに含めるスクリプトの内容は、正規の実行可能スクリプトであれば、どのようなものでもかまいません。たとえば、2 つのインタフェースを構成するには、次のようなスクリプトを使用できます。

!/bin/ksh
# Create and configure addresses on two IP interfaces
/usr/sbin/ipadm create-ip net0 
/usr/sbin/ipadm create-ip net1 
/usr/bin/ipadm create-addr -a 10.153.125.222/24 net0 
/usr/bin/ipadm create-addr -a 10.169.254.182.77/24 net1