このセクションでは、svc-create-first-boot コマンドを実行して初回ブートサービスおよびパッケージを作成する場合の、いくつかのオプションについて説明します。次の例では、変更はすべてコマンド行オプションによって処理されます。手動編集の必要はありません。
使用例 86 コマンド行モードでの初回ブートサービスおよびパッケージの作成次の例では、first-boot-script.sh スクリプトを使ってサービスが作成されています。任意の実行可能スクリプトを使用できます。アーカイブは myp5p.p5p に格納されます。
% /usr/sbin/svc-create-first-boot -s first-boot-script.sh -d myp5p.p5p使用例 87 コマンド行モードでの初回ブートサービスおよびパッケージの作成 (カスタマイズあり)
次の例では、first-boot-script.sh スクリプトを使ってサービスが作成されています。ネットワークマイルストーンが依存関係として追加されます。アーカイブは myp5p.p5p に格納されます。
% /usr/sbin/svc-create-first-boot -s first-boot-script.sh -o service-dependency=milestone/network -d myp5p.p5p使用例 88 初回ブートサービスで使用するシェルスクリプト
初回ブートサービスに含めるスクリプトの内容は、正規の実行可能スクリプトであれば、どのようなものでもかまいません。たとえば、2 つのインタフェースを構成するには、次のようなスクリプトを使用できます。
!/bin/ksh # Create and configure addresses on two IP interfaces /usr/sbin/ipadm create-ip net0 /usr/sbin/ipadm create-ip net1 /usr/bin/ipadm create-addr -a 10.153.125.222/24 net0 /usr/bin/ipadm create-addr -a 10.169.254.182.77/24 net1