XML マニフェストをインストールサービスに追加するのと同じ方法で、派生マニフェストスクリプトを AI インストールサービスに追加します。同じオプションを使用して、インストールの際にこのスクリプトを使ってマニフェストを作成する AI クライアントの選択条件を指定します。また、XML マニフェストを更新するのとまったく同じようにスクリプトを更新できます。スクリプトをサービスのデフォルトのマニフェストになるように設定できます。1 つのサービスに関連付けられたマニフェストを一覧表示するときに、スクリプトおよび XML マニフェストが表示されます。スクリプトはマニフェストタイプ derived として表示されます。スクリプトの内容は、XML マニフェストをエクスポートする場合と同じようにエクスポートできます。
XML マニフェストをインストールサービスに追加するときに、そのマニフェストが検証されます。派生マニフェストスクリプトをインストールサービスに追加するときに、そのスクリプトは検証されません。
意図されたシステムに似ている環境でスクリプトを実行します。詳細な手順については、派生マニフェストスクリプトのテストを参照してください。
そのスクリプトを適切な AI インストールサービスに追加し、どの AI クライアントがこれらのインストール手順を使用するかを定義する条件を指定します。クライアントの選択条件を指定しない場合は、–d オプションを使用して、このスクリプトをサービスのデフォルトの AI マニフェストとして追加できます。
# installadm create-manifest -n solaris11_3-i386 -f ./mac1.ksh -m mac1 \ -c mac=BB:AA:AA:AA:AA:AA
複数の –c オプションまたは 1 つの –C ファイルを指定できます。set-criteria サブコマンドも参照してください。クライアント条件の指定方法については、AI クライアントへのカスタマイズの割り当てを参照してください。
installadm の list、export、create-manifest、set-criteria、update-manifest、および set-service サブコマンドについては、インストールサービスの操作を参照してください。