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Oracle® Solaris 11.3 システムのインストール

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更新: 2017 年 3 月
 
 

クライアントインストール時の AI マニフェストの作成

インストールに先だってカスタム AI マニフェストを作成する代わりに、インストール時に AI クライアントごとに動的に AI マニフェストを作成するスクリプトを記述することもできます。このスクリプトでは、AI クライアントごとに環境変数やほかのクライアント構成情報のクエリー検索を行なってカスタム AI マニフェストを作成できます。このマニフェストはインストール時に検出された各 AI クライアントの属性に基づいているため、「派生マニフェスト」と呼ばれます。

派生マニフェストは、ほぼ同じようにインストールできるシステムが多数あるためにこれらのシステムの AI マニフェストの差異が比較的小さい場合に特に便利です。このグループのシステムに共通のインストールパラメータを指定した AI マニフェストを作成します。この共通のマニフェストをベースとして使用し、各システムをインストールするときに、AI クライアントごとに異なるパラメータを共通のマニフェストに追加する派生マニフェストスクリプトを作成します。たとえば、派生マニフェストスクリプトでは、インストール時に各システムに接続されているディスクの数と大きさを検出し、AI クライアントごとにカスタムのディスクレイアウトを指定するように AI マニフェストを変更できます。