Trusted Extensions 構成と管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

監査管理のための役割の担当

    Trusted Extensions では、監査を担当する役割が個別に分かれています。

  • root 役割は、監査フラグをユーザーや権利プロファイルに割り当てたり、audit_warn スクリプトなどのシステムファイルを編集したりします。

  • システム管理者役割は、ディスクと監査ストレージのネットワークを設定します。この役割は監査レコードの確認も行います。

  • セキュリティー管理者役割は監査対象を決定し、監査を構成します。この役割は、初期設定チームがTrusted Extensions でセキュリティー管理者役割を作成するを実行すると作成されます。


注 - システムでは、セキュリティー管理者が事前に選択した監査クラスのイベントのみが記録されます。したがって、後続の監査見直しでは、記録されたイベントしか考慮しません。構成に誤りがあると、システムのセキュリティーに対する侵入の試みが検出されなかったり、セキュリティー侵入の責任があるユーザーを管理者が特定できなくなる可能性があります。管理者は定期的に監査証跡を分析して、セキュリティー侵入をチェックする必要があります。