ユーザーに割り当てる必要のあるセキュリティー属性
セキュリティー管理者は、新しいユーザーのセキュリティー属性を変更できます。デフォルト値を含むファイルについては、Trusted Extensions のデフォルトのユーザーセキュリティー属性を参照してください。次の表に、ユーザーに割り当て可能なセキュリティー属性とそれぞれの割り当ての効果を示します。
表 10-2 ユーザーの作成後に割り当てられるセキュリティー属性 | | | |
パスワード
| なし
| 必須
| ユーザーにパスワードが設定されます
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役割
| なし
| オプション
| ユーザーは役割を引き受けることができます
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承認
| policy.conf ファイル
| オプション
| ユーザーに追加承認が割り当てられます
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権利プロファイル
| policy.conf ファイル
| オプション
| ユーザーに追加の権利プロファイルが割り当てられます
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ラベル
| label_encodings ファイル
| オプション
| ユーザーに異なるデフォルトラベルまたは認可範囲が与えられます
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特権
| policy.conf ファイル
| オプション
| ユーザーに特権の異なるセットが与えられます
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アカウントの使用
| policy.conf ファイル
| オプション
| アイドル時に、ユーザーにコンピュータの異なる設定が与えられます
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監査
| カーネル
| オプション
| ユーザーはシステムデフォルトと異なる監査を受けます
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