Trusted Extensions 構成と管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

すべてのゾーンで単一の IP アドレスを共有する

この手順を実行すれば、システムのすべてのゾーンが 1 つの IP アドレス、具体的には大域ゾーンの IP アドレスを使用して、ほかの同一のラベルを持つゾーンまたはホストに到達できるようになります。この構成がデフォルトです。ネットワークインタフェースを異なる方法で構成したあと、システムをデフォルトのネットワーク構成に戻す必要が生じた場合に、この手順を実行する必要があります。

始める前に

大域ゾーンで root 役割になっている必要があります。

  1. オプションを一切指定せずに txzonemgr コマンドを実行します。
    # txzonemgr &

    Labeled Zone Manager にゾーンの一覧が表示されます。この GUI については、How to Create Labeled Zones Interactivelyを参照してください。

  2. 大域ゾーンをダブルクリックします。
  3. 「Configure Network Interfaces」をダブルクリックします。

      インタフェースのリストが表示されます。次の特性が記載されたインタフェースを探します。

    • タイプ phys

    • ホスト名の IP アドレス

    • 状態 up

  4. ホスト名に対応するインタフェースを選択します。
  5. コマンドの一覧から「Share with Shared-IP Zones」を選択します。

    すべてのゾーンがこの共有 IP アドレスを使用して、自身と同じラベルのリモートシステムと通信できます。

  6. 「取消し」をクリックしてゾーンコマンド一覧に戻ります。

次のステップ

システムの外部ネットワークを構成するには、How to Connect a Trusted Extensions System to Other Trusted Extensions Systemsに進みます。