Trusted Extensions 構成と管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

ラベルストラテジの作成

ラベルを計画するには、機密ラベルの階層を定め、システム上の情報を分類する必要があります。label_encodings ファイルには、サイトについてのこの種の情報が含まれます。Trusted Extensions ソフトウェアで提供されている label_encodings ファイルのいずれかを使用できます。あるいは、その提供ファイルのいずれかを変更したり、サイト固有の label_encodings ファイルを新たに作成したりできます。このファイルには、Oracle 固有のローカルな拡張機能、少なくとも COLOR NAMES セクションを組み込んでください。

ラベルの計画には、そのラベル構成の計画も含まれます。Trusted Extensions サービスの有効化が完了したら、複数のラベルでシステムにログインできるようにする必要があるのか、それとも 1 つのユーザーラベルのみを使用してシステムを構成することができるのかを決定する必要があります。たとえば、LDAP サーバーは、1 つのラベル付きゾーンを使用する場合の適切な候補になります。このサーバーのローカル管理を行うために、最小ラベルのゾーンを 1 つ作成します。システムを管理するには、管理者はユーザーとしてログインし、ユーザーワークスペースから適切な役割になります。

詳細は、Trusted Extensions Label Administration を参照してください。Compartmented Mode Workstation Labeling: Encodings Format も参照してください。

英語以外のロケールで Trusted Extensions を使用するお客様

英語以外のロケールを使用するお客様が label_encodings ファイルをローカライズする場合は、ラベル名のみをローカライズしてください。管理ラベル名の ADMIN_HIGH および ADMIN_LOW をローカライズしてはいけません。いずれのベンダー製であれ、接続するラベル付きホストの名前はすべて、label_encodings ファイル内のラベル名と一致する必要があります。