Trusted Extensions で監査を構成し管理する手順は、Oracle Solaris での手順とわずかに異なるだけです。Trusted Extensions では、監査の構成は大域ゾーンで実行されます。ゾーンごとの監査は構成されないため、ユーザーアクションの監査は、大域ゾーンでもラベル付きゾーンでもまったく同様に行われます。監査レコードにはすべての監査イベントのラベルが含められます。
セキュリティー管理者は、Trusted Extensions に固有の監査ポリシーである windata_down や windata_up を選択できます。
システム管理者は、監査レコードの確認時に監査レコードをラベル別に選択できます。詳細は、auditreduce(1M) のマニュアルページを参照してください。