Trusted Extensions 構成と管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の Trusted Extensions 印刷の相違点

Oracle Solaris 10 のデフォルトの印刷プロトコルは、LP 印刷サービスです。Oracle Solaris 11 のデフォルトは、Common UNIX Printing System (CUPS) です。Oracle Solaris の CUPS の包括的なガイドについては、Oracle Solaris 11.2 での印刷の構成と管理 を参照してください。次の表に、CUPS 印刷プロトコルと LP 印刷プロトコルの主要な相違点を示します。

表 19-1  CUPS と LP の相違点
相違点の領域
CUPS
LP
IANA ポート番号
631
515
両面印刷
片面
両面
カスケード印刷
プリンタサーバー上のプリンタを共有する必要があります
プリンタへの経路を構成する必要があります
ネットワークプリンタへのアクセス
プリンタおよびプリンタサーバーの IP アドレスを正常に ping できる必要があります
プリンタへの経路を構成する必要があります
リモート印刷ジョブ
ラベルなしで印刷できません
ラベルなしで印刷できます
クライアントへのリモートプリンタの追加
lpadmin -p printer-name -E \
-v ipp://print-server-IP-address/
printers/printer-name-on-server
lpadmin -p printer-name \
-s server-name
プリンタサーバーの有効化と受け入れ
lpadmin –E オプション
accept および enable コマンド
PostScript 保護
デフォルトで提供されます
承認が必要です
バナーページの有効化
–o job-sheets=labeled オプション
デフォルトで提供されます
バナーページとトレーラページの無効化
–o job-sheets=none オプション
–o nobanner オプション
lp -d printer file1 file2
印刷ジョブあたり 1 バナーページと 1 トレーラページ
印刷ジョブの各ファイルに 1 バナーページと 1 トレーラページ
ジョブページのラベル方向
常に縦長
常にジョブの向き
印刷サービス
svc:/application/cups/
scheduler
.../in-lpd:default
svc:/application/print/
service-selector
.../server
.../rfc1179
.../ipp-listener
svc:/network/device-discovery/
printers:snmp